【不登校でも高卒認定は取れる?】受験資格・難易度・勉強法・その後の進路を徹底解説

不登校でも高卒認定は取れる?気になることを全部解説!

「学校にほとんど通えなったけど、大学や専門学校に行きたい!」
「高卒認定ってそもそも不登校でも受けられるの?」
「何から勉強すればいいのかわからない…」

そんな不安を抱えている人は、あなただけではありません。


実際、当塾では毎年多くの不登校経験者が高卒認定試験(高認)を受験し、大学や専門学校へ進学しています。

本記事では、
・不登校でも受験できるのか
・難易度はどのくらいか?
・現実的に合格できるのか?
・不利になることはある?
・勉強はどこから始めればいい?

などを、経験者の声や実例もふまえながら、初めての人でもわかるようにまとめました。


目次

不登校でも高卒認定は受けられる?

結論:不登校でも、学校にほとんど通っていなくても受験できる。

高卒認定試験の受験資格はとてもシンプルです。

試験年度の3月31日までに16歳以上になっていれば受験OK

つまり学校に通っていたかどうかは一切関係ありません。
小中が不登校でも、高校を辞めていても問題なし。

実際に、当塾からも
・小学校からほとんど通えていない
・中学はほぼ全休
・高校に進学していない
という人でも合格しています。

「こんな私でも受けられるんでしょうか…?」
という質問をよく見ますが、年齢条件さえ満たせば受験拒否されることはありません。

詳細は文部科学省ホームページにて確認できます。

高卒認定は不利になる?就職・進学のリアル

就職・進学のイメージ画像

「高卒認定だと、就職や進学で差別されるのでは?」という不安もよく耳にします。

ここではそんな疑問にお答えします。

最終学歴が「大卒」になれば関係なくなる

高卒認定試験に合格し、大学や専門学校に進学して卒業すれば、あなたの最終学歴は「大学卒」や「専門卒」になります。

就職活動の際、企業が見るのは主に最終学歴です。「高校を卒業したか、高認を経由したか」を細かく気にする企業は、現在ではほとんどありません。

むしろ、面接で「一度は不登校になったが、自分で目標を立てて高認を取得し、大学まで行った」というエピソードを話すことで、「主体性がある」「挫折を乗り越える力がある」と高く評価されるケースもめずらしくありません。

「高卒」の資格ではない点だけ注意

一点だけ注意が必要なのは、高認合格だけでは最終学歴は「中卒」のままであることです(履歴書には「高等学校卒業程度認定試験 合格」と書けます)。

もし、大学などに進学せず高認合格のみで就職活動をする場合は、「高卒以上」が条件の求人には応募できる場合とできない場合があります(企業の判断によります)。

しかし、高認合格者の多くは、大学・短大・専門学校への進学を目的としています。進学を目指すのであれば、不利になることはまずありません。


高卒認定の難易度は?不登校でも合格できる?

難易度を一言でいうと、

高校1年レベルの基礎を理解できれば合格できる試験

です。

出題範囲は「教科書レベル」

高認の科目は8科目前後。

  • 国語
  • 英語
  • 数学(数学Ⅰ)
  • 理科2科目
  • 社会(地理・歴史・公民の必要数)

教科書の基礎が中心で、大学受験のようなハイレベル問題は出ません。

目標は「100点」ではなく50点!

大学入試は他人と競い合う競争ですが、高卒認定は「認定」試験です。落とすための試験ではありません。 合格ラインは公表されていませんが、一般的に100点満点中40点前後取れれば合格と言われています。

つまり、半分程度間違えても合格できるのです。 教科書の基礎の基礎さえ押さえていれば、満点を狙うような高度な勉強は必要ありません。

基礎学力ゼロでも合格できるのか?

できます。ただしリズムは人によります。

小中の勉強にほぼ触れていない人の場合は、

  1. 中学レベルの復習
  2. 高校教科書の基礎
  3. 高認の過去問を解く

というステップが現実的です。

「中1の数学すら怪しい…」
という人も珍しくないですが、実際に半年〜1年ほどで合格している例は多くあります。

教科書レベルを超える問題は出ない

文部科学省が実施する試験であるため、教科書の内容から逸脱した難問・奇問は出題されません。

中学校レベルの基礎知識(英語ならbe動詞や基本的な単語、数学なら四則演算など)から復習を始めれば、半年〜1年程度の学習期間で十分に合格圏内に届きます。

科目選択という「戦略」が使える

高卒認定は8〜9科目の合格が必要ですが、選択科目があります。

例えば、歴史が苦手なら、暗記量の多い「日本史B」ではなく、近現代史が中心の「日本史A」を選ぶといった戦略が立てられます。

また、英検や数検などの資格を持っていれば、科目免除になる制度もあります。これを活用すれば、試験当日の負担を減らすことができます。


高卒認定のメリット・デメリット

メリット・デメリットのイメージ画像

ここでは高卒認定のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

【メリット①】大学・専門学校への道が開ける

高卒認定は「高卒相当の学力がある」と認められる試験。

合格すると

  • 大学入試
  • 専門学校
  • 看護学校
  • 国家資格への挑戦
    などが可能になります。

「高校に通っていなかった」ことが理由で進学を諦める必要はありません。

【メリット②】短期間で学力の再スタートができる

通信制高校だと卒業に3年必要ですが、高認なら最短数ヶ月で合格も可能。

不登校でブランクがあっても、
自分のペースでやり直せる柔軟性が大きな魅力です。

【デメリット①】学歴が高卒になるわけではない

注意点として、

高卒認定=「高卒資格」ではない

正式な学歴は「中卒」のままです。
ただし進学や就職で不利になる場面はほとんどありません。

専門学校や大学は高認で問題なく受験できます。

【デメリット②】独学・スケジュール管理が必要

不登校経験者は、
生活リズムの乱れ・モチベ低下が課題になることも。

継続が苦手な人は塾・通信講座・オンラインサポートを活用するのがおすすめです。

何から手をつける?不登校からの「高認」攻略ロードマップ

ロードマップのイメージ画像

「やる気はあるけど、具体的な手順がわからない」という方へ。今日から実践できるステップを紹介します。

STEP 1:まずは「過去問」を見て敵を知る

参考書を買う前に、文部科学省のサイトや書店で「過去問題」を見てみましょう。

「うわ、全然わからない」と思っても大丈夫です。

まずは「どのような形式で出るのか(マークシート方式など)」「どのくらいの難しさなのか」を肌で感じることがスタートです。

STEP 2:中学レベルの復習から始める

不登校期間が長い場合、高校の教科書をいきなり開いても挫折する可能性が高いです。

急がば回れで、「中学校の復習」ができる参考書や動画から始めましょう。

特に英語と数学は積み上げ科目です。中学の内容が抜けていると高校の内容は理解できません。

「中学生の内容に戻るなんて恥ずかしい」と思う必要はありません。ここを1〜2ヶ月しっかりやるだけで、その後の伸びが劇的に変わります。

STEP 3:動画授業を活用する

独学でテキストを読むのが辛い場合、YouTubeなどの無料動画授業や、スタディサプリなどの安価な学習アプリを活用するのがおすすめです。

「文字を読む」よりも「人の話を聞く」ほうが、理解のハードルが低いため、勉強に対する拒否反応が出にくいです。

STEP 4:ペースメーカーを作る(独学か、通塾か)

  • 独学: 費用は安いが、スケジュール管理とモチベーション維持が難しい。
  • 高認対応の塾・予備校・フリースクール: 費用はかかるが、分からないところを質問でき、ペース配分をしてくれる。また「同じ目標を持つ仲間」がいることで孤独感が薄れる。

不登校経験者は、自宅で一人で勉強することに孤独を感じやすい傾向があります。

もし可能であれば、週に1回でもオンライン家庭教師やサポート校などを利用し、「勉強の進み具合を見てもらう」環境を作ると、合格率はグッと高まります。


不登校から高認に合格した人の声

ここでは当塾で不登校から高卒認定試験に合格した2名のケースを簡単に紹介します。

「引きこもり状態でもオンラインだけで突破」(19歳・女性)

家から出ることが難しく、外出は月に1回あるかないか。ですが、オンライン教材と個別指導だけで学習を継続。
1年間で全科目をクリアし、現在は専門学校に進学。

「数学が苦手すぎても大丈夫だった」(17歳・男性)

小学校の算数からつまずいていて、最初の計算すら怪しい状態。高認の数学は無理だと思っていました。しかし基礎の基礎からやり直し、9か月で合格。

まとめ:不登校でも高卒認定は取れる

不登校だったことや、勉強のブランクがあることはハンデではありません。

高卒認定は
・誰でも受けられる
・基礎から積み上げれば合格できる
・進学に不利はほぼない
・人生の再スタートになる

という非常に強力な選択肢です。

最初の一歩は「鉛筆を持つこと」ではなく、

“できるかもしれない”と思ってみること

です。

あなたがこれから進みたい道は、必ず作ることができます。
焦らず、自分のペースでスタートしてみましょう。

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