学校に通えないまま時間が過ぎ、勉強が大きく遅れてしまった――。
「もう手遅れなんじゃないか」
「今から受験勉強をしても追いつけるの?」
そんな不安を抱えている不登校の中学生・高校生、そして保護者の方は少なくありません。
しかし結論から言うと、不登校だからといって受験を諦める必要はありません。
どこからでも学び直しは可能で、方法さえ間違えなければ今からでも十分に追いつくことができます。
ここでは、不登校の状態から受験勉強を始めるための具体的なステップや学習方法、心の整え方までわかりやすく解説します。
元々、4年間にわたり大手個別指導塾でトップ講師として活躍し、累計50名以上の生徒を志望校合格に導く。その指導の幅は、基礎固めから難関校対策まで多岐にわたる。
その後、不登校生の可能性に特化した専門塾「Re」の講師として転身。個別指導で培った「生徒一人ひとりの個性と学力に合わせた指導設計力」を活かし、不登校というハンデを乗り越えた「逆転合格」を数多く実現してきました。
不登校でも受験勉強は“手遅れ”ではない理由
「学校に行っていない=受験のチャンスがない」と考える人もいますが、それは誤解です。なぜなら、
- 高校・大学には通信制・定時制・推薦・AO入試・高卒認定試験など複数のルートがある
- 受験は在籍日数よりも学力・意欲・実績で判断される場合も多い
- オンラインでの学習手段は多岐にわたる
- 不登校から逆転合格を果たした例も多く存在する
実際に当塾からも不登校から難関大学に合格した人や高卒認定試験をとって大学に進学した人は多くいます。
つまり、スタートが遅いことよりも、“今から何をするか”の方が重要です。
勉強はどこから始めればいい?追いつくためのステップ

不登校からの勉強はいきなり受験問題ではなく、基礎の確認が最優先です。
以下の順番を意識するとスムーズに始められます。
① 現在の学力を知る
・教科書やワークの復習テストを自分でやってみる
・模試や市販の「実力チェックテスト」を活用する
→ 今の位置がわからなければ、追いつく道筋も描けません。
② 小さな基礎から始める
・中1~2の内容が抜けているなら、戻って復習する勇気を持つ
・数学なら計算・方程式、英語ならbe動詞・基本文法から
→「どこからやればいい?」と迷ったら、教科書の例題や学校ワークが最適。
勇気をもって基礎から取り組むことが最も近道です。
③ 学習の生活リズムを整える
・1日30分でもOK。決まった時間に机に座ることを習慣に
・スマホやSNSは別部屋に置く
→ 勉強以前に、「集中できる環境を保てるか」が大切です。
特に不登校の生徒は生活リズムが崩れていることが多く、勉強どころではない生徒も多くいます。
勉強だけではなく規則正しい生活習慣を身に着けることも大事です。
④ 完璧を目指さず「できたことに注目」
・最初から全部やろうとすると挫折します
・今日は10問解けた、教科書1ページ進んだ。そうした“小さな達成”を積み重ねましょう。
少しずつ進んでいくことが大切です。いきなり行動を変えるとどんな人でも強いストレスを感じてしまい、長く続けることができません。
不登校の人でも使える勉強方法・学習環境
現代はオンラインでの学習方法が発達しているため、不登校でもそれほど不利になりません!
ある程度学力がある、自己管理能力が高い人は独学がおすすめです。
どこから勉強を始めればいいかわからない、そもそも何を目標にすればいいかわからない、勉強のやる気が出ないという人は不登校向けのオンラインスクールがおすすめです。
当塾でも、不登校の生徒様一人ひとりに合わせた完全マンツーマン指導 を提供しています。
学習の遅れを取り戻すための個別学習計画 はもちろん、 生活リズムの改善 、 モチベーション維持のための定期面談など、メンタル面も含めた総合的なサポートを行っています。お悩みの方はぜひご検討ください。
家での独学
- 教科書・スタディサプリ・YouTube解説などを活用
- ノートよりも、“理解して○を増やす”ことを重視
塾・家庭教師・オンライン個別指導
- 対面が不安なら、「カメラオフ参加OK」のオンライン指導も選べる
- フリースクールや適応指導教室では学習支援も受けられることがある
高卒認定試験(高認)という選択肢
- 高校に通わなくても大学進学の道が開ける制度
- 特に高校で不登校になった人に有効
教科別:追いつくための勉強ポイント
| 教科 | 優先ポイント |
|---|---|
| 国語 | 漢字・語彙・短文読解/毎日読む練習で読解力UP |
| 数学 | 計算・方程式・比例反比例など基礎の確認/なぜそうなるか理解する |
| 英語 | 中学文法+単語暗記/文法書+音読で定着 |
| 理科・社会 | 大きな流れや仕組みを理解/用語暗記だけに頼らない |
それぞれの教科にはやはり勉強のコツがあります。単に勉強するだけではなく、勉強法も少しだけでも構わないので考えてみると学習効率があがりますよ!
勉強がつらい時に大切な「心の整え方」
不登校の背景には、体調・人間関係・精神的ストレスなどさまざまな要因があります。
そのため、心の状態を無視して勉強だけ進めようとすると逆効果になることも。
- 勉強できない日は「怠けている」のではなく、「充電中」
- 家族との会話・カウンセラーへの相談も立派な一歩
- 心療内科・心理士への相談は決して特別なことではない
「頑張れない自分を責める」のではなく、今日できたことに目を向ける姿勢が大切です。
まとめ
- 不登校でも受験勉強は手遅れではない
- 勉強は「どこから始めればいいか」を知るところから
- 生活リズム・学習環境・心の整えもセットで考える
- 小さく始めても、それは確実に未来へつながる一歩
今の状況がどれほど苦しくても、今日机に座った、その行動がすでに前進です。
焦らず、ゆっくりで構いません。あなたのペースで、一緒に未来に近づいていきましょう。

