この記事では、
「不登校だったけど受験に挑戦した。でも落ちた」
そんな悩みを持つあなたに向けて、心の整理の仕方と、これからの選択肢を丁寧に解説します。
※これは「気休め」ではなく、実際に多くの不登校生を支えてきた立場から、確かな根拠と事例をもとに書いています。
1. 「不登校だったから落ちた」わけではない
不登校経験者がまず抱きがちなのが、
「不登校の自分なんかが受かるわけなかった」 という自己否定です。
しかし、これは事実ではありません。
受験では
- 当日の体調
- テストとの相性
- 面接官との会話の雰囲気
- たまたまの問題の傾向
- 倍率という運の要素
これらが複雑に絡みます。
あなたが不登校だったことと、
「不合格」
この2つに直接的な因果関係はありません。
むしろ、不登校から受験に挑んだという事実は、
普通の受験生が経験しないストレスを乗り越えている証拠です。
2. あなたはすでに大きなチャレンジをしている
不登校からの受験は、並大抵の勇気では踏み出せません。
学校にいけない悩みを抱えながらも
「受験しよう」と決断して、勉強し、人によっては面接練習し、本番に行った。
これは、普通の受験生の何倍もの勇気です。
あなたは結果がどうであれもうすでに、大きな挑戦を達成しているのです。
3. 受験に落ちた直後は「何も考えられない」でいい
不登校→受験→不合格
この流れは精神的負荷が非常に大きいです。
だから、今
・自分を責める
・未来が見えない
・孤独を感じる
・生きる意味が分からない
こう思ってしまうのは、当然の反応です。
壊れているわけでも、弱いわけでもありません。
まずは
「立ち直らなきゃ」ではなく「立ち上がるまで休んでいい」
と思ってください。
気持ちには波があるものです。
4. 通信制という選択肢もある
中には受験に落ちてしまって、進学する学校がないという方もいるでしょう。
そんな方は通信制学校といいう選択肢も考えてみましょう。
中には
「通信は友達できない」
「孤独で生きていけない」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、実際の通信制高校を知ると印象は大きく変わります。
通信制のメリット
- ペースを自分で選べる
- 不登校経験者が多く、価値観が合う友人ができやすい
- アルバイトや習い事と両立しやすい
- 大学進学率が低いわけではない
- メンタルに負担をかけずに学べる
実は、通信制高校から
国公立大学、医学部、難関私大、専門職
などへ進んでいる生徒はたくさんいます。
5. 不登校→受験失敗から立ち直っていった子たちの共通点
私がこれまで関わってきた生徒の中で、
その後、うまく立ち直っていった生徒には共通点があります。
① 自分を責める期間があってもいいが、最後は行動に戻る
最初は誰でも落ち込みます。
泣いてもいい、何日も寝込んでもいい。
でも、多くの子は時間とともに
「次にやること」
を自分のペースで見つけていきます。
② 周囲のサポートを受け入れられるようになる
落ち込みやすい人は「迷惑をかけたくない」と思って自立しすぎる傾向があります。
しかし、最初に立ち上がるときは誰かの力が必要です。
周りを積極的に頼れる人はやはり回復が早いです。
③ 経験を自己否定ではなく将来を考える材料にする
受験に落ちたことは失敗ではなく、
「自分の軸を作るヒント」
に変えられる。
– 将来どんな仕事をしたいか
– 自分はどんな性格か
– 誰を救いたいと思うのか
こうした自己理解が深まり、
強いメンタルを持った大人になっていきます。
6. 不登校や受験の失敗は未来にむしろプラスになることもある
これはよく知られていませんが、
不登校経験者は大人になってから
対人スキルが高い仕事につくケースが多い
のです。
理由は簡単で、
「他人の痛みに共感できる」から。
心理系、教育系、看護・福祉、保育、デザイン、ITなど
それぞれの道で成功している子を何人も見てきました。
あなたも同じように、
未来のどこかで誰かの役に立つ力を持っている人です。
結論:不登校で受験に落ちても問題ない
そもそも不登校に限らず受験で失敗してしまうというのはありきたりなものです。
大人になって受験に1度も失敗していないという人を探す方が難しいでしょう。
とはいっても、あなたは今
人生のどん底のように感じているかもしれません。
今は苦しいけれど、
あなたの未来はまだ決まっていません。(そもそも10~20年で決まるものではないです)
あなたはこれからいくらでも幸せになれます。
今は休んで落ち着いたら将来のことについて少しだけ考えてみましょう。
そして何かをする気になったら積極的に周りを頼りましょう。
当塾では相談だけでも無料で受付しています。進路や心身について悩みがある方はお気軽にお問い合わせください。

